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吉岡英嗣氏 特別インタビュー Vol. 3


2012年08月17日


Yoshioka interview 3

いよいよ吉岡英嗣氏の企画が最終回を迎えます!今回のお題は90年代のシリーズに変わり、トランスフォーマーのジェネレーション2やビーストウォーズ、そしてミュータントタートルズのお話まで聞かせて頂きました!直筆イラスト色紙の当選者3名様はインタビューの後に発表!

Crossblades Box Art

吉岡氏が初めてトランスフォーマーに関わった、メガプリテンダーのパッケージイラスト

―― フェイスブックから: 私は1995年のコミックボンボンに出た吉岡さんの「ミュータントタートルズ」のイラストが大好きでした!あのときのコミックストーリーはアニメのOVAや電撃コミックの漫画版との違いが気になりました。たとえば、ケイシージョーンズが登場したり、スプリンターやエイプリルがミュータ石によってミューテイションされたところ。このあらすじは製作会社かメーカーが提供したものだったのでしょうか。

吉岡: ストーリーはコミックボンボンの編集部が決めたものですね。だた、ストーリーの中でケイシーとかが書かれていなかったですから。エイプリルがストーリーの中で登場したが、猫にミューテイションすることは私が勝手に描きました。(笑)ケイシーは多分、バイクを描いてほしいという指示があったんですが、ケイシーも勝手に入れたんですね。当時は海外版の様子をやたら入れたかった。絵を納品した後はどんなチェックがあったかわかりませんが。

―― 描いたものに対してはスムーズに通ったんですか?「ケイシーじゃなくて違うものを入れてください」とかの抵抗はなかったのですか。

吉岡: あれはむしろ「ケイシーは描くな」という指示だったと思います。だって、ストーリーにケイシーが出てこないでしょう。(笑)

―― それはファンへの大サービスですね。

吉岡: 後から注釈で、ケイシーの活躍できる文章を入れてくれました。(笑)子どもがさっぱり分からないと思うんですけどね。ケイシーは映画館で劇場版を観たから好きなんです。

Shredder Sketch

特別に描いて頂いたシュレッダーの色紙

―― 次は吉岡先生が担当したテレビマガジンのG2のイラストについてお訊きしたいのですが、ストーリーの設定は吉岡先生の方で考えられたのでしょうか。たとえば、セイバトロン連合や人間に殺されたメガトロンの使者など。

吉岡: これは設定に関して私はほとんど関与していないはずです。一応意向として、「メガトロンは悪者だと売れない」というのがあったのではないかと思います。

―― 90年代の他のロボットシリーズを見ると、敵キャラクターの玩具があまり売れていなかった時期でした。

吉岡: ストーリーの設定に関しては、ぱあとわんにいたもう一人のデザイナーが結構考えてくれていました。そのデザイナーと私は当時、”X-MEN”にハマっていたから、マグニートみたいにしようと思ったんですね、簡単に言うと。(笑)

―― セイバトロン連合のオプティマスとメガトロンの形はアクションマスターに似ていますが、その辺も意図的だったでしょうか?

吉岡: というよりは、アクションマスターそのものですね。G2に入る直前の最新型ですから。

―― 人間に殺されたメガトロンの友人も何かを元にしていたのですか。

吉岡: 特にはないですね。仲間のトランスフォーマーが死んでしまった、ということだけ。

―― コミックの方でよくあった、ようするに死ぬために登場するキャラクターでしたか。

吉岡: まあ、そういう感じですよ。以前からいたデストロンがそこにいて死んでも、あまり悲しい感じじゃないでしょう…。

―― えぇ、それこそ悲しいじゃないですか?たとえば、ジャガーが死んだとしたら。

吉岡: デストロンはやっぱりそういうキャラクター達じゃないですね、個人的に。荒くれ者集団で悪者ですよ。(笑)デストロンの方が人間的なんですよ。

―― コンボイは何か、完璧すぎるというべきか、人間を超えている存在ですね。

吉岡: いや、個人的にあまりそうは思っていないですけどね。コンボイは博愛主義者、私の勝手なイメージですけど。コンボイに対しての意見が分かれる、それぞれ持っているキャラクターイメージがあるでしょう。でもほっとかれるとコンボイを描かないですよ。テレビマガジンでビーストウォーズを描いていたときもそうでしたが、ほっとかれるとダイノボットしか描かなかったんです。(笑)

―― 特にダイノボットを気に入った理由があったのですか?

吉岡: 描きやすいですから(笑)。ポーズを取らせやすいし、アクションもさせやすいですからね。

―― テレビマガジンでビーストウォーズのイラストを描いたとき、アニメではなくCGのキャラクターデザインを描くのはどんな経験だったでしょうか。アニメからのキャラクターに比べて大変だったのでしょうか?

吉岡: 最初はね、資料がなかった。(笑)物しかなかったですから。

―― 1997年はまだフルCGのアニメが珍しくて、斬新だったでしょう。

吉岡: あれの前は「リブート」ぐらいしかなかったでしょう。

―― リブートもビーストウォーズと同じ、メインフレイム社制作でした。でも日本で放送されたことは知らなかった。

吉岡: 日本でもやったんですね、夜中の放送で。ちゃんと日本語版に訳されました。敵の名前がメガバイト、ヘキサデシマル、難しい名前はそのままで(笑)。

―― 最近はトランスフォーマーも映画をきっかけとして、海外の名前のままで「コンボイ」ではなく「オプティマスプライム」になっていますが、海外TF好きな人から見て嬉しい展開でしょうか。

吉岡: 子どもは実は、別にオプティマスプライムでも平気だったんですね。でも、似合っていればいいです。オプティマスがコンボイでも、これはいいと思う。

―― どちらの名前で呼ばれても、子どもに愛されるキャラクターですね。

吉岡: 話がずれるけど、思い出深いものはWWEでハルクホーガンがロックをトラックで引くという場面があって、ホーガンが乗っていたトレーラーがコンボイと全く同じでした。(笑)

―― アメリカ人が憧れるG1オプティマスをイメージしていたとしか思えないですね。現在はもう燃費の関係でああいう四角いトレーラーを使わないですからね。吉岡先生はやはりプロレスのファンですか?

吉岡: まあ、このTシャツを見れば分かるでしょう…。 (笑)

Stone Cold Yoshioka

ヨシオカスタナー!!

―― 最後に日本と海外のファンへのメッセージを頂けますでしょうか。

吉岡: なんというか、ファンでいつづければ、コミックも出るでしょうし、映画もまた作られるでしょうし、玩具ももっといっぱい出るでしょう… まあ、お互い頑張ってファンでいつづけましょうね。

―― そうなりましたら吉岡さんの素晴らしいイラストを楽しめる機会も増えるでしょう!


ツイッターとフェイスブックを通して質問をご提供頂いたファンの皆様、そして取材をさせて頂いた吉岡英嗣氏、ありがとうございました!直筆色紙を当選した以下の3名様に別途御連絡を差し上げます。

ご当選、おめでとうございます!

・直筆色紙「メガトロン」
ツイッターのkinjacono 様
・直筆色紙「ガルバトロン」
ツイッターのChanezu 様
・直筆色紙「シュレッダー」
フェイスブックのDonenberg 様

ご注意事項

・当選の権利の他人への譲渡換金はできません。

・賞品のお届け先は、応募されたご本人様に限らせていただきます。

・電話・FAX・メールでの当選に関するお問い合わせはご遠慮ください。

・当選された賞品の交換はできません。

・当選賞品のご変更、ご要望は一切お受けできません。予めご了承ください。

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